太陽光発電ってどんな仕組み?実際にどれくらい発電するの?

編集部staff

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こんにちは、blog編集部です。今回は、「そもそも太陽光発電って何?」「どんな仕組みで発電できるの?」「他のエネルギーと何が違うの?」といった太陽光発電にまつわる疑問にお答えしてみようと思います!


でんき何でもQ&A ~太陽光発電って何?実際どれくらい発電するの?~

そもそも、太陽光発電とは?

太陽光発電とは、字の通り、太陽の光エネルギーを用いて発電することを意味します。発電の過程でCO2などの温室効果ガスを出さず、どんなに沢山使っても決して枯渇することがないため、気候変動問題を解決する有効な次世代エネルギーとして世界中で注目を浴びています。

冬の寒い日に「太陽が照ってる場所は暖かいな」と実感することがあると思いますが、太陽から降り注ぐ光のエネルギーは非常に膨大で、1時間分の日射量が世界中のエネルギー需要の1年分に相当すると言われています。

この太陽光を使った発電方法は1954年にアメリカの研究家「ピアソン」によって発明されました。そしてそのわずか1年後、NEC(日本電気株式会社)の林一雄氏や長船廣衛氏によって日本で初めての太陽電池が作られました。また1961年には世界で初めてシャープ株式会社が太陽電池付きトランジスタラジオを発売しました。今から65年前にはもうすでに太陽光を用いた電池があったなんて少し驚きですね!

太陽電池でどうやって発電するの?

「太陽電池」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、これは「電池」と付いていますが、実際には蓄電する装置ではなく、太陽の光エネルギーが太陽電池パネル(ソーラーパネルと呼ばれたりするものです)に照射されることで、半導体の電子が動いて中で電気を発生する、「発電機」の役割を果たすものを示します。

太陽電池には、材料によりシリコン系・化合物系・有機系とあって、それぞれで発電効率が違いますが、現在の主流はシリコン系。世界の生産量の実に約8割を占めているこの原料は、地球上に膨大な量で存在する砂や岩の中に多く含まれています。この他にも太陽電池モジュールには、フレームなどの部材用にアルミニウム、プラスチック、金属が含まれています。

実際にどれくらい発電するの?

ではこの太陽光パネルで、どれくらいの電気を生み出すことができるのでしょうか?

昨年12月に、自然電力グループのクルー有志で、野外シネマを太陽光発電の電気で実施する、という趣旨の「shizen cinema project」を開催しました。このプロジェクトでは、昼間に太陽光パネル2枚(ちなみにこれは太陽光発電所建設で役目を終えた廃パネルを再利用しています!)と蓄電池を使って2日間かけて蓄電し(曇りでも電気を溜められるそうです!)、約2時間の夜のシネマ上映を100%自然エネルギーで上映しました!蓄電はプロジェクタと音響をあわせて約2時間、約2kWh使う想定で行いました。

蓄電中です!こどもたちも興味深々。


自然エネルギーで映画上映・・・なんて素敵な風景でしょう!

企画・実行していたクルーの板村からのコメントです。

日頃から発電所を作る仕事に携わっているとはいえ、こうして実際に電気を作るところから使うまでを体験したことで、『ここで本当に電気が生まれているんだ』と私たち自身も改めて実感することができました。

公園で太陽光パネルを置いて蓄電しているとき、通りかかった方たちに声をかけていただいたのもうれしかったですね。関心を持ってくれる人がこんなにもいるんだと。子どもたちも、これで電気ができるんだね、と興味津々で見てくれていました。地域の方に自然エネルギーを身近に感じてもらう機会になって良かったです。」


いかがでしたか?

太陽光発電って難しそう・・・と私も思っていたのですが、パネル一枚一枚が「発電機」と考えるとなんだか理解しやすい気がしました!