私たちの使った電気はどれくらい環境やCO2にインパクトがあるの?/新作映画『気候戦士 ~クライメート・ウォーリアーズ~』

編集部staff

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こんにちは、編集長のふなつです。

前回の記事はいかがでしたでしょうか?今後アンケートなどで「こんな情報がほしい!」などのリクエストもいただく機会を準備中です!
さて、今回のトピックはこちらです。


やってみよう!~なんでもCO2換算~

このコーナーは、「私たちが使った電気はどれくらい環境やCO2にインパクトがあるの?」「『SE100』はCO2フリーだけどどれくらい環境に良いの?」といった疑問に、できるだけわかりやすく、具体的にお伝えしてみよう、という私たちのチャレンジコーナーです。

それでは早速いってみましょう!

今回は「東京に住む三人家族(一軒家)が、東京電力の従量電灯プランからSE100に変えた場合、1か月で・・・」というテーマでCO2変換してみます。※1

その1:杉の木16.5本分が年間に吸収するCO2を削減したことになる

CO2換算の例として、よく杉の木が使われますよね。杉の木のCO2吸収量は、広葉樹であるブナやクヌギと比べて1.5倍~5倍ほどともいわれています。杉の木にはCO2を吸することで地球温暖化を抑制する働きもあるのですね。※2

まずは定番の杉の木で換算してみましたが、イマイチ「杉の木」というのがわかりにくい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その2:100日間エアコン(暖房)を使いつづけた時に排出されるCO2を削減したことになる※3

こちらは普段、身近に使用しているエアコンを例に上げてみました。エアコンって意外と電力消費量が多いんです。実に、冬に家庭で使用する電気のうち約26 %は、エアコンだそうです(!)※4

先ほどよりは少しわかりやすいでしょうか・・?

その3:約1.5頭のウシが1か月にげっぷやオナラ等で排出するメタンガスをCO2換算で削減したことになる

ウシはげっぷやオナラ等で大量のメタンガスを排出し、そのメタンガスには、CO2のなんと28倍もの温室効果があることがわかってきました。温室効果ガスの原因の一つとして問題視されています。※5

いかがでしょうか?ウシのげっぷに換算してみるとまた違った見方ができるのではないでしょうか・・・?

今回のCO2換算チャレンジはここまで。これからも様々なテーマ・表現方法でお伝えしていけたらと思います。

※1 :3人家族(東京)で暖房を冬(2019年1月)使用時の月間電気使用量530kWhとして計算しています。(参照:「家庭の省エネハンドブック 2018」, 東京都
※2:「森林の二酸化炭素吸収力」(関東森林管理局/林野庁)をもとに、杉の木1本あたりの年間CO2吸収量を14kgとして計算しています。
※3:総量削減義務と排出量取引制度における、特定温室効果ガス排出量算定ガイドライン(東京都2017年4月)
※4:資源エネルギー庁 省エネポータルサイト
※5:Climate Change 2014 Synthesis Report
※自然電力は、非化石証書を調達することで「実質再エネ100% / CO2排出係数ゼロ」(SE100プラン)の電力を提供する予定です。2017年度は、「CO2排出係数ゼロ」を達成いたしました。ただし、市場取引によって購入するものであるため、十分な量を調達できない場合があります。実績は、年度ごとに報告いたします。


Monthly Special

当blogをご覧いただいているみなさんに、イベントや映画などご紹介していきます。

今回は新作映画『気候戦士 ~クライメート・ウォーリアーズ~』のご紹介です。
気候変動を止めるために活動を行う環境活動家たちの挑戦に密着したドキュメンタリーです。

『気候戦士 ~クライメート・ウォーリアーズ~』のウェブサイトより、作品概要を紹介します。

◆映画概要

産業革命以後、温暖化効果ガスの増大で気温上昇が続き人類の未来は暗い。⼈々は移⺠を余儀なくされ、地球環境の汚染が続いている。気候変動は人類への驚異であり緊急な対策が求められている。しかし世界第 2 位の二酸化炭素排出国米国のドナルド・トランプ大統領は、気候変動抑制に関する国際協定パリ協定から脱退を宣言し、石炭復活策を進めるなど時代と逆行した行動を重ねている。他方、アーノルド・シュワルツェネッガー元カリフォルニア州知事は、州知事時代に温暖化効果ガスは汚染物質だと認めさせるために米国政府機関を提訴。脱炭素と草の根運動の重要性を訴えている。

17歳の先住⺠でヒップホップ・アーティストのシューテスカット・マルティネスは、人類の生存を揺るがす喫緊の課題に立ち向かう気候戦士で、若手の気候活動グローバルリーダー。彼もまた、若者達と気候変動に消極的な米国政府を提訴している。発明家エディ・クラウスは孫の世代のために藁を活用したバイオマス発電を実用化した。その他、太陽光、揚水、水素やバイオガス発電など再生可能エネルギー100%転換のための技術は揃っている。映画『第4の革命』の成功から7年。カール-A・フェヒナー監督はこう呼びかける。「立ち上がろう!そして100%再生可能エネルギー実現のために今こそ行動しよう!」と。

監督:カール-A・フェヒナー(『第4の革命』監督)
共同監督:ニコライ・ニーマン
制作:フェヒナー・メディア
配給:ユナイテッドピープル
2018年/ドイツ/86分

2019年11月29日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷他でロードショー。

映画『気候戦士 〜クライメート・ウォーリアーズ〜』 / 映画概要. 気候戦士.  (参照 2019.11.18)

ぜひみなさんも足を運んでみてくださいね。