自然を楽しむ「うみぶやまぶ」~自然電力グループの部活創部ストーリーとこれから~

編集部staff

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地球を楽しもう!-sense of discovery-

このコーナーは、地球をもっと楽しむためのアイデアやエッセンスをお届けします。今回は、自然電力クルーの部活「うみぶやまぶ」についてご紹介します!

自然電力のカルチャーのひとつ、「自然を楽しむ」

約3年前、自然電力の部活として誕生した「うみぶやまぶ」。年間5~6回ほど、海や山のさまざまなアクティビティを体験しています。その活動は、星と風だけを頼りに太平洋を渡ったハワイ伝統航海術士からの、夏の星空の読み方レクチャーや、マタギガイドと山菜採り&キャンプ、SUPトッププロ選手によるアウトリガーカヌー教室など、実にさまざま。その創部の背景にはどんな想いがあったのでしょうか?

創部に携わった自然電力代表 磯野謙から教えてもらいました。

「私は長野県北部の村で生まれました。10歳でアメリカに引っ越しするまで、夏休み・冬休みはずっと長野の祖父母の家で過ごしていました。川・山で毎日遊んでいました。大学生になると、親戚のプロスノーボーダーについて年間150日は雪山でスノーボードをして過ごす生活をしていました。日々、自然の中にいたのです。その頃から、毎年雪が減ってきていることは感じており、23歳の時に世界中を旅をした際、地球の美しさと、同時に、それが破壊されていくという危機感を感じました。人間の経済活動による環境負荷の影響が、そういった事態を引き起こしている原因であり、解決すべき根本的な問題だと強く感じました。

自然を楽しむ、そして感謝する

「私は、単に人のため、社会のためでは、物事は続かないと思っています。ベースには自分のため(自分ごと)が必要だと思っています。その3つの概念が一致する時に、本当に大きな社会的価値が生まれると思っています。そのため、私の場合は、自分の原体験である「自然の中で楽しむ」ということが大事ですし、会社の価値感としても大事なものにしていきたいと思っています。

私たちは日々、太陽・風など自然の恩恵を受け、事業を実施し、収益を上げています。 より多くの人が地球・自然を感じて、楽しいと同時に感謝する気持ちを持てれば、環境問題は少し改善するかもしれません。」

私たちが日々恩恵を受けている自然が、当たり前ではなく、感謝すべきもの。そしてそれを存分に楽しみ、味わうことこそ、地球を守ることにもつながっていくのだと感じました。

昨年のメンバーで、「いただきますBBQ」アクティビティを企画した大塚しおり(風力・水力・バイオマス事業部)にも、活動について聞いてみました。

「いただきますBBQ」の種採りの様子

「『いただきますBBQ』は、自然の中で楽しむという創部のコンセプトにもとづきながら、小さなお子さんがいる家族でも楽しめるようにと企画しました。意外と知らない自然の恵みである食物とはなにか。自然の中でどのように育ち、どのように食卓まで辿り着いているのか。を知る機会として、種とり農家さんの種とり体験と、狩猟されている方と一緒にイノシシのバーベキューをしました。」

「いただきますBBQ」のイノシシのBBQ

「例えば、スーパーに流通している野菜の9割以上は、F1種という人工的につくられた一代限りの種から作られており、それが普及していくことで、在来の固定種の94%は既に消滅(※)、絶滅の危機に瀕している、といったことを知ることは大人にとってもとても衝撃的な事実でした。効率化の弊害が、種の多様性を排除していることを学び、食に対して改めて真剣に向き合うことができました。

一方、子どもたちからすると、細かいところまでは理解できないけれど、見たことのない野菜の種を触ってみることで、食べ物にも命があることを身をもって体験でき、感じてもらえたものがあったと思います。」

「いただきますBBQ」種採りの様子。大人も子供も真剣です。

日常とは違う場所で自然に触れる、楽しむ、そしていただく(感謝する)ことはさまざまな感覚を養うことにつながりますね。今後も、自然を楽しむイベントを計画しているそうです。私はまだ参加できていませんが、今度家族と一緒に参加してみたいと思っています。


※出典:https://unitedpeople.jp/seed/